目の病気
硝子体の病気
飛蚊症
<飛蚊症とはなにか>
白い壁、青い空、白い紙を見つめた時、目の前に黒い点のようなもの、髪の毛のようなもの、または水玉のようなものが動いているのに気付くことがあります。集中して物を見ているとき(テレビなど)は気になりません。それは視線を動かすと一緒についてきます。目に何か付いているのかと思って目をこすってみても取れないし、虫が目の前を飛んでいるように感じます。これを医学的に飛蚊症といいます。
<飛蚊症はなぜおこるのか>
目の中は硝子体といって透明な生卵の白身のような液体がつまっています。この中に混濁ができると、明るい方を見た時にその濁りの影が目の底の網膜(カメラのフイルムに相当します)に映り飛蚊症として感じるのです。この硝子体混濁は、ほとんどが老化などの硝子体の変性が原因で心配はないのですが、若い人にもおこりますし、目の中の出血や網膜裂孔・網膜剥離、炎症等の治療が必要な病気の可能性もありますから注意が必要です。飛蚊症を自覚したら眼科で診察を受けましょう。
光視症
「薄暗いところで目を動かすとの端のほうに稲妻が走るように光を感じる。」これが光視症といわれるものです。老化により水分が抜けて縮んだ硝子体はやがて目の中の壁から浮いてしまいます(後部硝子体剥離)。これ自体は異常なことではなく年齢の変化でおこる正常な現象です。まだ硝子体が浮いてないところが目を動かすことで網膜をひっぱり、この刺激が光として感じられるのです。
眼球の中(硝子体中)に出血した状態をいいます。飛蚊症を感じる少量のものから突然見えなくなる多量のものまであります。とにかくこの硝子体出血が何の原因でおきているのかつきとめなくてはなりません。軽い出血であれば眼底検査で目の底が見えますが、大量の出血では眼底は見えません。この場合超音波検査等が必要になります。
この検査で網膜剥離などの緊急手術が必要な病気でなければ出血が吸収されるのを待ちます。2〜3ヶ月で出血が吸収されない場合は硝子体手術により出血を取り除くことがあります。軽い出血であれば自然吸収され原因疾患の治療ができますが、出血がひかなければ治療もできないし視力の改善もありません。
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| 増殖糖尿病網膜症による硝子体出血 |
硝子体出血の原因でよくみられるのは、網膜裂孔、網膜剥離、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症などの眼底の病気です。
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頭の中の出血でも目の中に出血する!?
クモ膜下出血や頭蓋内出血による急激な頭蓋内圧亢進により網膜中心静脈が圧迫され、その結果、静脈圧亢進による網膜毛細血管や小静脈の破裂を引き起こして網膜出血や乳頭出血、大量の出血の場合は硝子体出血をもおこし急激で重篤な視力障害となることがあります。
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