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目の病気結膜とまぶたの病気<結膜の病気>結膜結石
まぶたのうらの結膜にできる小さい白い塊です。結膜の奥のほうにあるときは何の障害もありませんが、表面に出てくるとゴロゴロとした違和感があります。また角膜にあたり角膜の上皮に傷が付くと痛みで目が開けられなくなることがあります。
治療結石が表面に出てきて症状を来たすものは除去します。自覚症状が無ければ放置します。結膜下出血
白目のところに赤く出血している状態です。
特に原因のないものから、外傷性(けが)や咳などによる頭部静脈のうっ血によるもの、血管や血液の全身性疾患などによるもの、出血単独ではなく充血や目ヤニがひどいときははやり目の場合もあります。
痛みや違和感などの自覚症状がなく、家人に指摘されるか鏡で見て驚かれて来院される方たちがほとんどです。これは自然発症の特に原因のない無害なものです。目の表面だけの出血ですから眼底出血などとは異なりそう心配することはなく、自然となくなります。
細菌性結膜炎
大半の急性細菌性結膜炎は健康成人にはほとんど無く、乳幼児は風邪をひいていると、片眼または両眼に充血と粘液と膿の混じったような目ヤ二がでます。インフルエンザ菌や肺炎レンサ球菌による感染が多いです。新生児の場合は黄色ブドウ球菌のことが多く、目ヤニは溢れるようにクリーム状に出てきます。稀ではありますが、淋菌も同様の目ヤ二が出ます。
治療抗生剤の点眼をします。目ヤニは清潔なティシュペーパーや拭き綿、ガーゼ(アルコールを含まないもの)で拭いて良いですが、乳幼児は弱視防止のため、絶対に眼帯はしないようにしてください。クラミジア結膜炎
性行為感染症(STD)の一つです。新生児と性的活動期の成人だけにみられます。膿性の強い粘液膿性の目ヤニがあり、山脈状に濾胞が癒合し(瞼の裏の結膜がでこぼして腫れている)はやり目に良く似ていますが2〜3週間立っても症状が続くのが特徴です。 治療抗生剤の眼軟膏を2ヶ月ほど使用する。点眼液だと頻回点眼します。全身合併症に対しては飲み薬を1〜2週間併用します。 新生児の場合は母親、成人の場合はパートナーの治療も忘れないようにしないといけません。 ウイルス性結膜炎アデノウイルス、エンテロウイルス、ヘルペスウイルス等による感染症で、充血、流涙が強く、さらっとした目ヤ二がたくさんでます。耳前リンパ節が腫脹することもあります。アデノウイルスは流行性角結膜炎や咽頭結膜熱を起こし、又、エンテロウイルスは結膜下出血のみられる急性濾胞性結膜炎を起こします。片方の目に症状が起こり、両方の目に起こるときはずれて発症します。伝染性が強く学校や職場、家族での感染が多いです。ヘルペスウイルスによる結膜炎はアデノウイルス結膜炎に良く似た症状ですが、80%の例でまぶたの皮膚の水疱疹をともないます。
治療
アレルギー性結膜炎(花粉症など)
花粉やハウスダスト、カビ、ペットの上皮などが原因で(アレルゲン)、アレルギー反応がおこり、かゆみ、充血、流涙、異物感などの症状が出ます。その他、男児に多くみられる春季カタルやコンタクトレンズ装用者にみられる巨大乳頭性結膜炎、アトピー性眼瞼結膜炎もアレルギー性の結膜疾患です。 治療アレルギー体質を根本的に治してしまうのは現在のところできません。 アレルギーをおこす物質がわかっていれば、その原因を除去することが一番です。が、実際はかなり困難です。症状がおこった時にそれを軽減する対症療法ということになります。人工涙液の点眼で花粉を洗い流すのは効果的です。その場合、防腐剤無添加のものが望ましいと思われます。又、抗アレルギー剤や消炎剤の目薬を点眼します。
<まぶたの病気>睫毛乱生(さかまつげ)まつげが角膜や結膜にあたっている状態でチクチクと痛みます。放っておくと角膜に傷をつけてしまいます。通常顕微鏡を使い触っているまつげを抜きますが、また生えてくるのでその度抜かないといけません。
治療まつげの抜去角膜の傷や結膜の充血に対して点眼・眼軟膏 眼瞼縁炎・眼瞼皮膚炎目がかゆくて仕方がないのですが、目の中ではなく目の縁やまぶたがかゆいです。まぶたの皮膚に細菌が感染して赤く腫れます。 涙や目薬などで目尻がかぶれたものも多いです。
治療抗生剤の軟膏・点眼・内服原因と思われる目薬や化粧液は使用を中止してください。 マイボーム腺梗塞、マイボーム腺炎
涙にオイルを分泌するマイボーム腺がブドウ球菌などの細菌で脂質の変化を起こして詰まりやすくなったり、炎症を起こしたりします。かゆい、乾燥感、発赤などの症状があります。
治療まぶたを温めたり、マッサージしてマイボーム腺の分泌状態を良くする。抗生剤の目薬を点眼する。 ものもらい・めいぼ
治療抗生物質の点眼・軟膏・内服。薬で治りにくい場合は切開して排膿。
治療炎症に対して抗生物質の点眼・軟膏・内服。しこりの中へステロイドの注射。大きくしこりが残ったり、腫れが強い場合は切開してしこりの内容物を取り出します。帯状疱疹額や眼瞼の皮膚に紅斑ができその中に小粒大の水泡状の発疹が多数できて、非常に痛みます。皮膚に痛みが起こってから3〜4日して発疹が出ることが多いです。これは神経節というところに潜んでいた水痘帯状ヘルペスウイルスの再活性化によるもので、片方の三叉神経に沿って症状が出ますから、発疹は顔の半分を越えることはありません。三叉神経は目の角膜や眼内にも分布しているため約半数に目の病気もともないます。 治療抗ウイルス剤の眼軟膏や飲み薬を使います。角膜病変が重症の時はステロイドの点眼もおこなうことがあります。 アトピー性眼瞼皮膚炎アトピー性眼瞼皮膚炎では、まぶたの皮膚が発赤、乾燥し、硬く角化し、マイボーム腺炎というまぶたの縁の細菌性の炎症が一緒に見られることが多いです。皮疹の増悪には細菌以外の要因が関係しているのでステロイドを使うことも必要なことがあります。 治療皮膚、角膜、結膜を含めたトータルな治療が必要になります。入浴や皮膚を洗浄し、マイボーム腺炎の治療もこまめにする。 そのあと抗生剤の軟膏を塗布する。 漢方薬や保湿クリームの有効性についても報告があります。 眼瞼内反症まぶたの中の瞼板のバランスが崩れて、まぶたが角膜(黒目)側に向かってしまい、そのために、まつげが角膜に触れ、違和感、羞明(まぶしい)、充血、視力低下をおこします。治療小児の下眼瞼内反の場合は自然治癒傾向があり、自覚的な症状や角膜障害による視力不良がみられなければ、抗生剤や角膜保護剤の点眼で経過観察します。 就学前後までに改善がなく上記症状がみられる場合は、全身麻酔下での手術適応となります。成人の上眼瞼内反症の場合は眼痛、異物感、充血などの症状があれば手術適応となります。 手術には皮膚を切開して行う方法とまぶたに糸をかけ瘢痕化させる埋没方法(いわゆる美容整形外科の二重まぶたの手術)とがあります。程度が軽い方や、若い方の初回手術には、手術時間が短く、術後の侵襲も少ない埋没法を勧めております。 老人性眼瞼下垂と老人性外反症・内反症
あるいはまぶたの向きが外を向きすぎて目の表面が傷んだり、逆にまぶたの向きが内側を向きすぎてまつげが目の表面を刺したりの不快感が出てきます。外反症と内反症です。 治療手術により皮膚のたるみ部分を切除する眼瞼形成術を行う。症例によっては、まぶたを上げる筋の操作を手術的に行う。<注意>眼瞼下垂には動眼神経麻痺(頭蓋内疾患などが原因としてある)や筋無力症(内科的治療が必要)が原因のこともあり、原因疾患の治療が必要ですから、よく検査をしてから手術しないといけません。 先天性眼瞼下垂上まぶたを引き上げる筋の発育不全が原因で片目の場合と両目の場合があります。他の全身の病気がないか、別の神経症候がないかは区別する必要があります。その上で、下垂の程度が強く、弱視になる可能性が疑われるときは手術をします。 治療瞳孔が隠れない程度であれば手術を急ぐ必要はありませんが、瞳孔が外から見えない場合は、物を見ることができませんので弱視になる恐れがあり、早く手術をする必要があります。手術で完全に治るというわけにはいきませんが、目立たなくすることは可能ですし、視機能も改善できます。まぶた(眼瞼)のけいれん
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